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NPO法人の
ホームページの基礎知識

NPO法人のホームページをどうしたらよいか?
考えている方へ

NPO法人のホームページをどうしたらよいか?
考えている方へ

NPO法人を立ち上げようと考えている方、NPO法人の申請中の方、NPO法人を立ち上げた方へ。ホームページを作るために大切なことを基礎知識としてまとめてみました。
NPO活動のための、よりよいホームページの構築と運営をされることを願っております。

決めるべきこと?

ホームページを自分たちで作るか?プロに頼むか?

ホームページを自分たちで作るか?プロに作ってもらうのか?自分たちで作れば、制作費を抑えることができます。ですが、ドメイン、サーバー、コンテンツ、デザイン、募金のしくみ、SEO対策など、ホームページの目的を達成するための条件を満たすものが作れるか、かなりハードルが高いと思います。はじめてホームページを作るのでしたらプロに頼んだ方が安心です。プロに頼むことで、ホームページのポイントを知ることもできます。
 

ドメイン(URL)をどうするか?

ホームページの作成サービスを申し込むと、無料でもらえるURLがあります。ですが、できることなら、ご自身でNPO法人として.orgの独自ドメインを取得されることをお勧めします。orgは、「組織・団体」を意味するドメインです。さらに、独自ドメインは、SEO的に有利だからです。無料サービスのドメインでは、検索しても表示されません。独自ドメインは、さまざまな会社で取得できますが、弊社ではXserverで独自ドメインを取得されることをお勧めしています。理由は、コントロールパネルが充実していて使いやすい、金額がお手頃価格、Xserverとの連携がしやすい、などの理由からです。ドメインは、ホームページ制作会社に取得してもらう方法も取れます。ですが、ご自身のNPOで取得されるのをお勧めします。その理由は、制作会社を別の制作会社へ変えたい場合、ドメインのことでトラブルになったり、制作会社になにかあった場合、ドメインが使えなくなってしまうからです。
 

サーバーをどうするか?

ホームページを表示させるためには、ホームページの作成データをWEBサーバーへ格納させる必要があります。そのためにサーバーが必要になります。サーバーは、ホームページ制作会社ですでに契約しているものを使用できます。ですが、サーバー使用料やデータ管理費として費用がかかる場合があります。また、無料有料のホームページ作成サービスを申し込むとサーバーもついてくる場合もあります。WEBサーバーは、安いからと安易に選ぶのではなく、アクセス集中時の表示速度安定性、セキュリティ、コントロールパネルの操作性でお選びください。ドメインを取得した会社で、サーバーを契約すると、設定(ドメインの登録やネームサーバー設定)がスムーズです。もちろん、設定すれば、ドメイン取得会社とサーバーの会社が違っても問題はありません。
 

ホームページの目的をどうするか?

ホームページを作成するにあたり、ホームページの目的を考えてください。NPOの活動やイベントを告知し人を集めるため、活動報告による広報的な役割のため、寄付を集めるため、協力者やスタッフを募るためなど。目的によりページ構成やコンテンツの内容が違ってきます。
 

どんなコンテンツを掲載するか?

ホームページの目的により、コンテンツが違ってきます。また、情報の広さと深さ、どこまで掲載するか、検討も必要です。NPO法人のホームページのコンテンツの項目については、このページの下記をご覧ください。
 

デザインをどんな雰囲気にするか?

ホームページの目的が活動報告や寄付を募るのでしたら硬いまじめな雰囲気しに、ホームページの目的が、NPOの活動やイベントを告知し、人を集める場合でしたら、デザインを工夫し、イベントに来てもらえるように仕立てます。また、NPO法人であっても、ブランドイメージが大切です。どんなイメージのNPO法人にするか、決めてからコミュニケーションツールのデザインの統一性を考えつつ、ホームページのデザインを考えます。人は6回見ると忘れないと言われ、見れば見るほど好きになる、と言われています。ですので、デザインの統一を図った方が、有効に働きます。ホームページを作ってもらう場合、イメージを言葉で伝えるだけではなく、近いイメージのホームページのURLを伝えた方が、イメージの共有がしやすく、スムーズにホームページができ上がります。

NPO法人のコンテンツ

 
NPO法人のホームページに掲載されているコンテンツ一覧です。

□スライドショー(メッセージ)
□お知らせ
□活動目的
□団体概要説明
□主な活動内容
□事業紹介
□ビジョン
□代表ご挨拶
□代表プロフィール(写真)
□理事紹介
□組織紹介
□組織図
□活動・設立のきっかけ
□活動予定
□活動報告
□定款
□役員報酬規程
□財務諸表
□活動紹介(活動の様子)
□主な活動場所

□利用者の声(いただいたメッセージ)
□ご支援のお願い
□募金のしくみ
□スタッフ紹介
□スタッフご挨拶
□ニュースリリース
□媒体での紹介記事
□SDGsの取り組み
□拠点紹介(住所・電話)
□拠点地図(グーグルマップとの連携)
□ブログ
□外部ブログのリンク
□外部リンクのバナー
□個人情報保護のための行動指針
□情報セキュリティ対応について
□プライバシーポリシー
□サイトポリシー
□お問い合わせフォーム
□サイトマップ

ホームページを作る方法は?

 
ホームページを作る方法をまとめてみました。NPOのホームページを作るには、プロに頼むのをお勧めしますが、念のためどんな作成方法があるのか、まとめてみました。それぞれの良い点と悪い点をあげてみました。

クラウドサービスを利用する

クラウドサービスには、STUDIO、Goope(グーペ)、Wix(ウイックス)、jimdo(ジンドー)、Ameba Ownd(アメーバオウンド)などがあります。ランニングページでしたらペライチ。NET SHOP(ECサイト)でしたらSTORES、BASE、予約主体のサービスでしたらRESERVA(レゼルバ)があります。

良いところ

●すぐ作れる(テンプレートから選ぶ)
●指定のURLとサーバーがついている

良くないところ

●指定のURLとサーバーの場合、検索結果に表示されない
●デザインの自由度が低い(細やかな設定ができない)
●機能を追加する場合、お金がかかる
●独自ドメイン(オリジナルURL)は課金される
●データが手元に残らない
●サービスの中止で、ホームページがなくなる

Word Pressで作る

Word Press自体は、無料で利用できます。利用する前にドメインの取得とWord Pressに対応しているサーバーの契約が必要になります。手順としては、1.ドメインの取得、2.サーバーの契約、3.サーバーのコントロールパネルからWord Pressのインストールとなります。Word Pressに対応しているサーバーには、Xサーバー、お名前.comのサーバー、サクラサーバー、ロリポップなどがあります。

良いところ

●Word Press自体は無料
●すぐ作れる(テンプレート<テーマ>から選ぶ)
●SEOに強い

良くないところ

●良いデザインがない(フォーマットをテーマと呼びます。良いテーマがありません)
●デザインの自由度が低い(細やかな設定ができない)
●調整したい場合phpの専門知識が必要(かなり難しい)
●ドメイン、サーバー代がかかる
●データは手元にない(サーバーのデータベース上)

ホームページCMSソフトBiNDupで作る

お金はかかりますが、ドメインやサーバーも含まれています。BiNDから直接独自ドメインの取得(別途)ができ、サーバーへデータをアップロードするための設定も自動でできます。テンプレートを利用すれば簡単に作成できます。

良いところ

●テンプレートで簡単に作成
●ドメインやサーバーも付いている
●ブログなど必須機能が、すぐできる
●現存するホームページの機能の全てができる
●デザインの自由度が高い(htmlやCSSを知らなくても大丈夫)
●データは手元のパソコンに保管できる
●クラウドを使うと、どのパソコンからも操作ができる

良くないところ

●デザインの自由度が高い反面、細やかな設定が必要になる場合がある
●お金がかかる(ドメイン、サーバー代込で3.2万円/年ほど)

デザイン会社に依頼する

デザイン会社によって、デザイン力、コンテンツ作成力、提案力、金額が違ってきます。たくさんのデザイン会社がある中で、最適なデザイン会社を見つけ出すことは難しいものです。制作費、管理費、更新料(更新時)などが、かかります。デザイン会社の多くが、Word Pressか、Adobe Dreamweaverでの制作しています。Word Pressの場合、更新の仕方を教えてくれるところもあります。

良いところ

●思い通りのホームページを作ってもらえる(良いデザイン会社の場合)
●集客や販売など売り上げにつながる(良いデザイン会社の場合)
●コンテンツのアドバイスがもらえる(良いデザイン会社の場合)
●SEO対策のアドバイスがもらえる(良いデザイン会社の場合)

良くないところ

●制作費、管理費、更新料(更新時)などお金がかかる
●最適なデザイン会社を見つけるのが難しい
  (プロのデザイン会社でも上手な会社と下手な会社とあります)
●要望を明確に伝えなければならない(曖昧な表現はトラブルになります)
●コンテンツの不備や良くないデザインになることもある(悪いデザイン会社の場合)
●コンテンツやSEOのアドバイスがもらえない(悪いデザイン会社の場合)

CMSソフトBiNDupで制作するデザイン会社に依頼する

BiNDupで、ご要望に沿ったホームページを作ってもらいます。その後、完成したBiNDupデータを受け取とり、使い方を教われば、更新作業をご自身でできます。管理費や更新料のコストの削減ができます。BiNDupを使っているデザイン会社にもデザイン力があってコンテンツ作成やアドバイスをしてくれる会社と、テキストや画像をもらって組みあげるのが得意な会社があります。

良いところ

●安めに思い通りのホームページを作ってもらえる(よいデザイン会社)
●管理費・更新料無料、更新がいつでも何回でもできる
●集客や販売など売り上げにつながる(よいデザイン会社)
●コンテンツのアドバイスがもらえる(よいデザイン会社)
●SEO対策のアドバイスがもらえる(よいデザイン会社)

良くないところ

●BiNDup代がかかる
●要望を明確に伝えなければならない(曖昧な表現はトラブルになります)
●デザイン力があってコンテンツ作成やアドバイスをしてくれる会社か
 素材の組み上げが得意な会社か見極めが必要

更新操作が簡単なCMSソフトのBiNDupは、
多くのNPO法人様で利用されています。

 

ホームページ制作会社の種類と特徴

 
ホームページ制作会社は様々です。強みなど特徴も発注する時の基準にしてください。

1.クリエイティブ系のデザイン会社

・デザイン力は高い
・構成の提案、コンテンツの作成(企画〜文章作成、撮影)は得意
 

2.DTP系のデザイン会社

・もらった素材を形にするのが得意
・コンテンツ作成は苦手
・デザイン力は弱い
 

3.システム開発会社

・各種仕組みを作るのは得意  
・コンテンツ作成は苦手
・デザイン力は弱い
 

4.広告代理店

・制作は全て外注なので、なんでもできる  
・価格が高い
 

5.プランニング会社

・構成の提案、コンテンツの作成(企画〜文章作成、撮影)は得意
・デザイン力は弱い
 

6.コンサルティング会社

・ビジネス全体への提案が得意  
・制作は全て外部なので、なんでもできる  
・価格が高い
 
何系の会社か確認しておくと、強みと弱みがわかります。

小野デザインは、
NPO法人様のホームページをお作りいたします!

小野デザインの特徴


ご要望をしっかり
お聴きし形にします

公開後お客様簡単更新
とサポート

大手企業様の
各種デザイン実績多数

制作の流れ

1..ヒアリング(団体を理解)
2.目的・ページ構成・デザインイメージ決定
3.文章作成(原稿受け取り・取材)
4.サイト作成
5.公開・運用

制作費用

ホームページ作成と運用に下記金額がかかります。

(テキスト原稿ご提供の場合)
●トップページ   1ページ(PC表示時A4縦1枚)60,000円
●セカンドページ 1ページ(PC表示時A4縦1枚)10,000円
●CMS+サーバー代 32,000円/年
●ドメイン(URL)代 1,650円〜3,500円(ドメイン名によって金額に違いがあります。)
 
※取材と原稿作成は別途
※スマホ対応
※CMSの使い方レッスンとサポート付き
※CMSとはホームページ作成ソフトウエアのことです。
※ホームページ公開後、更新作業は、お客様に行っていただきます。(更新作業は小野デザインで行うこともできます)

制作できるもの

ホームページの外、下記の制作も行えます。お気軽にご相談ください。
ロゴ、名刺、封筒、看板(デザイン)、チラシ、パンフレット、キャラクター、SNS用タイトルバナー、年次報告書、年次活動報告書(アニュアルレポート)

NPO法人のホームページについて
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見積もりも承ります。
 
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