最近、CANVAを使った
訓練を受けていないデザイナーが増えています。
通常、グラフィックデザイナーは
デザイン系の学校卒業後
デザイン会社や印刷会社の
アートディレクターの元
最低でも2年は勉強が必要です。
ここで、現場のデザインの基礎を学びます。
デザインする上で必要な考え方
コンセプトの立て方
デザインのレイアウト、フォント、余白、写真、グラフィックの基本
お客様のご要望の聞き出し方
ご要望のデザインへの反映の仕方
目的を達成するために紙面のコンテンツのあり方
デザインに対してダメ出しされた時の対応方法
などなど
実際にデザインの仕事をやりながら少しずつ学んでいきます。
アートディレクターのサポートなく
自分1人でできるようになるには
5年は必要だと思います。
ここ最近、CANVAというアプリを使って
見た目の良さそうな
デザインが、誰でも作れるようになりました。
デザインの依頼者は
安く綺麗なデザインをしてくれれば良い。
というご要望なので
CANVAを使った訓練していない
デザイン料の安いデザイナーは、ぴったりニーズを満たすようです。
ほとんどのCANVAを使ったデザイナーは、
デザインの訓練を受けてないことや
CANVAを使っていることを
お客様に隠しています。
お客様とすると
訓練をしっかり受けていると思い
デザインのご依頼をされるようです。
販売促進や集客のために
どんな内容やデザインが良いのかわからないまま
依頼し、プロが作ってくれたのだから
安心大丈夫、良いものと
思ってしまうようです。
そうした訓練を受けていないデザイナーが
デザインしたものを見ると
おかしなものが多いです。
アイキャッチのスペースが小さかったり
わからないキャッチコピーだったり
掲載コンテンツがよくわからなっかったり
レイアウトバランスが悪かったり
要素の並びが均等でなかったり
余白が均一でなかったり
極端に細いフォントであったり
指摘すると、
お客さんの原稿がこうなっていた。とか
デザイン部分については、
ご指摘のとおりですね。と
デザイナーもあまり気にしてないようです。
ノートパソコンでデザインしているので
細部がよくわかってないようです。
これでは、訴求力のあるものは作れません。
訓練を積んだデザイナーかどうかを
見極める方法があります。
デザインする前の打ち合わせで
目的、ターゲット、要望、販促方法、競合など
聞いてきたら訓練を積んでいると言えます。
また、こんな内容のものを作りたいと
デザイナーに原稿を渡したとして
訓練を積んだデザイナーは
原稿を見て目的達成のためには、
こんな要素(コンテンツ)を掲載した方が良い。
という提案をしてくれるはずです。
集客や販促物のデザインですが、
安いしろうとデザイナーに頼むのと
プロに頼むのと違いが
よくわかってない方が多いように思います。
わかっているのは、
大手企業様の広報宣伝部やマーケティング部の方々だけかもしれません。
●集客や販促のご相談は・・・
大手企業様実績多数の
株式会社小野デザイン
日本グラフィックデザイン協会会員
小野健治
https://onodesign.co.jp/
TEL.03-3774-8098
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