商品やサービスを紹介して購入してもらうための
広告、チラシ、カタログ、ホームページ。
提案を受け入れてもらうためのプレゼン。
人に話して、行動を促す説明や営業トーク。
これらは、人に伝え、行動を促す目的があリます
伝達方法は違いますが、基本的には同じ考え方を使うことができます。
時間、ページ構成、紙面の面積などの制限の中で
目的を達成するために
優先度の高いものを厳選して
情報として取り上げ伝えます。
人間の脳は、多くのエネルギーを消費します。
生存を維持するために無駄にエネルギーを消費したくない。
だから、わかりにくいものは、スルーされます。
世の中には多くの情報があふれています。
情報疲れしている・・・
興味のないもの、わかりにくいものは、スルーされます。
人に伝え、行動を促す目的を達成するためには、
わかりやすくする必要があります。
例えば・・・
打ち合わせ、プレゼン、カタログでは、
最初に全体の流れや構成を伝えた方が
理解が深まります。
説明するときは、結論・理由・事実
特徴、メリットなどを示すときは
3±1 がわかりやすいです。
ヘッドラインは、端的に視覚的に読めるように
大見出しだけ読めば、概要がわかる
写真やイラストは、イメージを補完するのでわかりやすくなります。
グラフ、図、表もわかりやすくなります。
エビデンスを示すと安心します。
さらに、興味がないものはスルーされてしまいますので
お困りごとを解決する。とか
こんなメリットがあるとか
ベネフィットがあるとか
良い未来をイメージさせる必要があります。
また、多くの情報の中で
埋もれてしまったり
忘れられてもいけないので
目新しさや他とは違うものであることも
大切です。
私はグラフィックデザイナーです。
普段、広告、チラシ、カタログ、ホームページなどを
デザインしています。
最近、人に伝え、行動を促すことは、全て同じだなと
思うようになってきました。
今までビジネス本をいろいろ読んできました。
論理的思考、話し方、プレゼン資料の作り方
広告手法、脳科学、心理学、心理経済学
営業手法、営業トーク・・・
共通する部分があるのです。