TARO賞

第22回 岡本太郎 現代芸術賞展へ

昨日、10日(日)
岡本太郎美術館で開催の
TARO Award 第22回 岡本太郎 現代芸術賞展へ行ってきました。

何かありそう。そう思い行ってみると・・・
(小田急線の向ヶ丘遊園から徒歩17分)

やっぱり!
普段、お目にかかれない
ぶっ飛んでる作品や
突き抜けている作品が多くあり、
とてもワクワク
楽しかったです。

ちっぽけな
アートの概念とか
枠組とかが
吹き飛ばされました。

しかも
真摯に真剣に取り組んでいる・・・
大丈夫かなこの人?
とちょっと思ってしまう・・・

作品から発するもの
作家が発するもの
熱意とか
エネルギーとか
生きざまとか
ともかくすごい!

ちょうど
ギャラリートークをやっていて
作家が作品に対して話をしていました。

思いや考えは
作家によって全く違う・・・

100人作家がいれば100通りのように。
その思いや考えも面白かったです。

イガわ淑恵さんの作品の

民主主義キョーセーマシーン

をやってみました。

ランニングマシーンに乗り
正面のモニターに表示される政治的な問いかけに
賛成か反対か投票用紙に丸をつけて
投票口に入れる。全12問。
アトラクションのようなアートです。
(危険な世界の入り口のような、ちょっときみのわるい規則的な音が出ています。)

イガわさん曰く
考えてもらうのが目的。

引っ掛け問題のような
文末がひねくれている設問もあり
そのことを指摘すると
そう言う人もいます。
って・・・

作品集をいただきました。
ありがとうございます。

アートに取り組んでいる人
アートに興味のある人
ぜひ、見るべきだと思います。

アートについてもっと考えることができます。
アートの可能性を垣間見ることができます。
アートをもっと大きな視点で見ることができます。
元気や熱やエネルギーをもらえます!
日常が大したことじゃないような
そんな気持ちにもなります。

本当に面白い展覧会です。

ちなみに募集要項を見ると・・・

応募規定に沿う作品であれば、その形状、技法等はまったく自由。
美術のジャンル意識を超え、
審査員を驚かす「ベラボーな」
(太郎がよく使った言葉です)作品の応募を期待しています。

とありました。
まさに、そんな作品たちでした。