新日本フィルハーモニー交響楽団
室内楽シリーズ XV #121 Percussion with…
昨日、新日本フィルハーモニー交響楽団の
Percussion with…という
パーカッションが、音楽をより面白くする。
というテーマの演奏会を聴きに行ってきました。
考えてみると
生演奏は数年前に
ピアニストの小池美奈さんの
コンサートに行ったきり。
大きなホールでは、中学生以来です。
演奏曲は
ジョリヴェ:エプタード(トランペットと打楽器のための)
中村滋延:モニメカラ ~ティンパニとヴァイオリン、クラリネットのための舞曲~
バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタSz.110
produced by 川瀬達也(NJP首席ティンパニ奏者)&柴原誠(NJP打楽器奏者)
- ヴァイオリン 佐々木絵理子氏
- クラリネット 重松 希巳江氏
- トランペット 伊藤駿氏
- パーカッション 川瀬達也氏、柴原誠氏
- ピアノ 森浩司氏、高橋ドレミ氏
素人ながら感じたのは・・・
エプタード
打楽器の種類の多さがハンパなく、
それらを使いこなしての演奏がすごい。と思いました。
モニメカラ
ヴァイオリン、クラリネットのハーモニーが素敵で
そこにティンパニがうまくマッチしていました。
西洋の城下のお店や人々の生き生きした様子が湧いてきました。
(決闘の音楽なのだそうです。)
バルトーク
聴いていて思ったのは、この曲を発表された時
どんな評価を受けたのだろう。ということ。
世の中に多く前衛的な曲があったのなら普通かもしれませんけど
もし、今までになかったしたら
世間の風当たりは、相当強かったのではないでしょうか。
演奏後のワンコインパーティーでの
演奏者の挨拶で
普段オーケストラの中で演奏していて
個々の演奏が聴いてもらえて良かったと、
コメントがありました。
ジョリヴェもバルトークも珍しい演奏とのことで
演奏した方も楽しんでいらっしゃったようです。
ちなみに
リーフレットのデザインと絵は、小野が担当いたしました。