若手のご担当者と打ち合わせをして
製品のイメージやターゲットから
今風なデザインに仕上げます。
ところが
何度もやり取りをしていると
ダサいデザインになってしまうことがあります。
担当者に聞いてみると
主任、係長、課長、次長、部長、取締役会・・・・
という風に上長のチェックを受け
修正指示が出てくるそうです。
結局は
50代〜60代のデザインに疎い
おじさん感性のデザインになってしまうのです。
若手のご担当者も
上長の言うことを聞かないわけにはいきません。
(出世の為には、上長の言うことを聞くのが一番です。)
それと、
何度もやり取りするので
広告やカタログなどの
販促物の完成に半年ほどかかることがあります。
ビジネスチャンスを逃してしまいます。
当初の計画から社会情勢も変わってしまっている場合もあります。
とりあえず、70%の完成度でも
出してしまってからブラシュアップすればいいのに
と思いますけど・・・
印刷もHPも安くなってますし。
ピラミッド組織の弊害です。
ファイスブックでは
皆がフラットでピラミッド構造の組織ではありません。
上司は特になく
コーチという存在が相談に乗ったり、アドバイスをするそうです。
誰からか命令されて仕事をするのではなく
自分がやりたい仕事を自発的にやるそうです。
(ザッカーバーグへのアイデアプレゼンができるそうです)
OKが出れば、すぐにプロジェクトが立ち上がります。
評価はお互いがやりあうそうです。
現実では
現状のピラミッド組織を
壊すわけにはいかないで
社長直結の部署を作って
スピードに乗って新規事業に取り組むケースもあるようです。
そんなお仕事、お手伝いしたいなと思う。今日この頃です。