昨日は、没後40年 浜田庄司展(世田谷美術館)へ行ってきました。
(最終日です)
堀尾美喜雄氏の
コレクションを中心にした展示です。
それらは、日々の暮らしの中で実際に使われたものだそうです。
ずいぶん前、
マガジンハウスの雑誌『ブルータス』で
著名な方が持っている浜田庄司の器の特集があり
その時に浜田庄司を知りました。
(器の写真、著名人の写真、器への思い)
大胆で自由な絵柄が魅力的です。
筆で描くというよりも
柄杓でたらす。
60cmの大皿から
手のひらに乗る
小さなものまでありました。
小さなものは、妙に可愛らしく感じます。
展示している途中から
お皿を見ていて
どんなものが
どんな風にもられるんだろう。と想像してしまいました。
日本料理の職人さんでしたら
お料理とお皿を一体化させたアートに仕上げます。
抹茶茶碗もありました。
でも抹茶茶碗は、
自分の両手で手に取ってみて
感触や重さを感じ
実際にお茶をいただいてみて
縁の感触や飲みごこちなど
味わうものだと思っています。
見るだけでは、なかなかわからないものです。
息子さんとお孫さんの作品の展示もありました。
陶芸の道に進まれていて
作風を継承していることは、素敵なことと思いました。