ある会社さんより
Google Workspace内のGoogleサイトでホームページを作成したい。
というお話をいただきました。
Googleサイトは、
デザインがほとんどできません。
ですが、
Googleが提供する
YouTubeやマップの表示や
Workspace内の
カレンダー、ドキュメント、スライド、
フォーム、グラフなどの表示ができます。
話をよく聞いてみると
GAS(Google Apps Script)でWebサイトを作成し
しっかりとしたデザインに仕上げ、公開したいそうです。
GAS(Google Apps Script)は
さまざまなDX化(自動化)ができます。
調べてみると、
HTMLが書ければ比較的簡単にWebサイトが作成できるようですが、
通常のHTMLとは少し異なる部分もあり、
コードが反映されていないときは
HTMLファイルではなく
gsファイルで対応できないか検討する必要があるそうです。
問題解決に至るまでに泥沼にハマる可能性もあるそうです。
今回のお話は、
普通の会社のホームページ作成です。
ノンコードでホームページが作れてしまう時代に
わざわざ、
GAS(Google Apps Script)とhtmlで
大金をかけて
ホームページを作成する意味があるのでしょうか?
GAS(Google Apps Script)で、
特別な機能を搭載するのなら
わかりますが・・・
例えば、旅行会社のホームページのような
至れり尽くせりのホームページ(優れたシステム)の
ようなものとかでしたらわかります。
(今回のお客様は普通の会社なので、やれることもないと思うのです。)
さらに、
公開後の運用管理や改訂にお金がかかります。
もし簡単な文字修正を社内で行う場合
素人の方がコード内の文字をいじることになり
かなり危険です。
制作コストや運用コストに見合う
顧客を獲得できるホームページになれば良いですが
ただただ
GAS(Google Apps Script)でホームページを作る。
すごいことをやる。
という見栄のようにも感じます。
GAS(Google Apps Script)による
ホームページ上での情報提供の自動化や
顧客情報の管理の自動化などの
DX化(自動化)が考えられます。
大手企業さんでしたら
さまざまな部署の多くの提供すべき情報がありますが
今回のお客様は、いらないと思うのです。
情報もそんなになさそうですし・・・
システム管理をしている人の
社内でのマウントかな?
普通車でいいのに
スポーツカーのスペック
不思議です。
機会があったら
具体的に何をしたいのか
お客様に聞いてみようと思います。