デザインのプロセス 言葉が先です

今日、日本グラフィックデザイン協会の
「ここまデでザイン2」公開取材06がオンラインでありました。

編集とデザインというテーマで
普段、編集ものの仕事をしている方の取材がありました。

その冒頭で
デザインのプロセスの
とっかかりには
言語化思考と視覚的思考がある
という話がありました。

ふと、私のデザインのプロセスって
どうだろうか?

考えてみました。

簡単に図にすると
こんな感じです。

     目的・・・言語化
    (ターゲット)
      |
    コンセプト・・・言語化
    |   |
 イメージ   コンテンツ
 デザイン   構造・順番
         |
        コピー・文

最初に考え、言語化することから始まります。

デザインのご依頼者に目的やコンセプトが
はっきりしている場合は良いです。

ですが、
はっきりとしていなくて
もやもやしている場合は
お話をお聞きして
言葉の断片を紡いで
言葉を作り出していきます。

言葉がないとイメージやデザインが
作れないタイプです。

言葉とデザイン
目に見えない言葉を目に見える形にしています。

30年近くやっています。

普段、いろいろ見るようにしているのは
目に見えない言葉を目に見える形にするために
アイデアの引き出しに
蓄積するためかもしれません。