昨日(2025年1月5日)の日経新聞の文化欄
横尾忠則さんが、Y字路の作品について語っていました。
Y字路の作品とは
Y字路を絵にしたものです。
Y字路のAの道とBの道とが
全く違う世界なのです。
なんでこんなに違うのと不思議に思うくらい違い
面白さがあります。
横尾さんの語りの中で
印象的だったのは
(以下このブログを書いている小野の解釈です)
最近のアートは、コンセプトが先にあって
アートが作られますが
Y字路については、横尾さんが面白いと思って描いた絵を
見た人が勝手に
人生の岐路を表現したのですか?
と勝手に解釈してくれる。
アーティストは面白いと思うものを作るだけで
作品が一人歩きしてくれる。
アーティストは面白いと思うものを
描けば良いのでは・・・
私小野は現代アートも好きで
展覧会やギャラリーで作家さんがいると
声をかけたりします。
そうすると
ほとんどの方が作品について
テーマやコンセプトのようなことを語ってくれます。
横尾さんのように
面白いから描いた。
テーマやコンセプトは見た人に委ねるっていうのも
新しい捉え方で作品に対する思想かもしれません。