ドンキホーテ、売り場担当者に権限

カンブリア宮殿の10月24、31日は、
ドンキホーテでした。

ユニー、長崎屋を買収し生鮮品、日配品を充実させ
海外へも展開。

ディスカウント店「ドン・キホーテ」を運営する
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(HD)は
売上高2兆円を超えているそうです。 (2024年6月期連結売上高が15日時点)

セブン&アイHD、イオン、ファーストリテイリングに次ぐ
日本小売業4位になっています。


カンブリア宮殿を見ていておもしろいなぁ
と思ったのは・・・

買う場(ドンキホーテでは顧客最優先主義のため呼び方が独特)の担当者が、
仕入品、入荷数、価格の決定権を持っていることです。

決める前に会議や相談はありません。(権限委譲)

お客様の様子を常に観察し
何を仕入れたら
何をしたらお客様に喜んでいただけるか
常に考えています。

モチベーションも高く
いきいきと働いています。

渋谷店では、お客の半分がインバウンド。
お菓子など買ったお土産を
買ったスーツケースに入れて持ち帰ることに
店長が着目し、売り場を拡大し
たそうです。

現在、スーツケース約1000点を販売。
毎日、並んでいる商品の8割が売れてしまうそうです。


なぜ、ドンキホーテのことを取り上げたかというと
近所のイトーヨーカドーは、
店員さんが、お客を全く見ていないからです。

不便そうにしているのに・・・

例えば、
ナナコカードにチャージする機械の横に
買い物かごを置く場所があっても良いと思うのですが・・・

食品の入ったかごを床に置くのって嫌です。

観察すると、
他にもいろいろあると思います。

本部からの指示をいかにしっかりやるか
だけを考えているようです。

評価基準がそこにあったら
そうなっちゃいますね。