モニター表示用(RGB)として
作成された画像は、
印刷物にすると
彩度が落ちて、暗い雰囲気の全く違うものに
なってしまう可能性があります。
ご注意ください。
理由は
色の表現領域が、狭いからです。
下のxy色度図をご覧ください。
(xyで色相・彩度の情報、Yが明度情報という概念に対応しています。)
印刷物の色空間が、極端に狭いことがわかります。
わかりやすく言うと
モニター表示は、彩度が高い蛍光色のようなものです。
印刷物は
シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の
4つのインクの掛け合わせで色が作られています。
蛍光表現はできないのです。
もし、印刷物で使う可能性がある場合
モニター用のRGBのデータを作成する時に
印刷物で再現できる色設定にしておいた方が
トラブルにならず安心です。