思いやりと優しさ

先日、ある方と話をしていた時

思いやりと優しさは、全く違う。
優しさではなく、思いやりを大切にしたい。
と言われていました。

思いやりと優しさ
考えたこともなかったので
はっとしました。

確かに、優しさには
下心のような裏に何か潜んでいるように感じます。

言葉を発したことや行動自体が
自らのために行っているようなニュアンスも感じられます。

優しさには、意図がある。

ところが、思いやりには
自然発生的に生まれた純粋な
ピュアさがあります。

思いやりは、思いという感情が起点になっています。

ただただ優しいだけでは
人をダメにする可能性があります。

子育てや教育など。
気をつけなければなりません。

よく女性の好きな男性のタイプで
優しい人。
というのがあります。

単に自分のわがままを聞いてくれて
怒らない人。
ということかもしれません。

わがまま放題で
悲しい結末になる可能性があります。

好きなタイプを
思いやりのある人と定義すると
違う展開があるかもしれません。


私が作るデザインの場合
見やすく、わかりやすく、伝わりやすく。を
心がけています。

みなさん忙しく
考えてる時間がありません。
情報はたくさんあります。
脳は考えることにエネルギーを使いますので
考えたくないと思っています。

見てすぐわかるもの
でなければなりません。

優しいデザインでなければならないのです。

思いやりのあるデザインという視点で考えますと
間違って伝わらないデザイン、誤解されないデザイン、
間違って記憶されないデザイン。
ということかな、と思います。