コミュ力不足のひと

初めて会う人と
お話をする機会が、よくあります。

どんなことに興味を持っているのか?
どんな共通点があるのか?

普通は、話のキャッチボールが行われます。

先日、自称、話上手という方と
お会いして、お話をしたのですが
なんか違和感を感じました。

おかしいなあ。と思いつつ

今、振り返ってみると
この人、ちっとも話上手ではないことに
気がつきました。

まず、一方的に自分の興味のあることを
ひたすらしゃべっていました。

こちらが、話題を拾って返すときには、
別のことをしゃべっています。

話のキャッチボールには、なりません。
相手から球がどんどん投げられてくる感じです。

さらに、
その人の興味のあること、
話せる分野が、限られています。

深堀した知識の話はできます。

ですが、広くさまざまな
話題は少ないのです。

思ったのは・・・

不特定多数の方々と
お話をしなければならない立場の人は、
自ら勉強し、
広くさまざまな分野の話が、できるようになっていきます。

ところが、
いつも決まった人や立場の弱い人相手だと
一方的に自分の好きな話題だけを
しゃべっても問題はおきないので、改善されることなく
過ごしてしまいます。
どんどん話題の範囲がせばまって行きます。


初めて会った人が、
どんな人なのか? 興味があるので質問をします。

先日の人は、
ちゃんと答えてもらえませんでした。

答えてもらうことで、相手のことがわかっていきます。
答えてもらえないと、わからないという疑問が、どんどん溜まっていきます。

自分のことは、他人にあまり知られたくない。
知られると困ることがある。

友好的関係性を構築したくないのだろう。
などと思ってしまいます。

尋ねた内容は、そんなプライベートに踏み込んだことではないのですが・・・

たとえば、お仕事は、何をされているのですか?とか
普通のことなのですが・・・


普段仕事で接する人は、
販促や広報宣伝に関わる人、ホームページの担当者、
社長、起業される方など
コミュ力に長けている方々です。

普通に会話ができます。

久しぶりに違和感を感じる方とお話をすることで、
コミュ力について考えるきっかけをもらえました。


なんか、おかしい? おかしい理由を考えてみたのでした。