オペラシティ、基本カラーは紫

お客様と初台にある
オペラシティのカフェで打ち合わせをしました。

お客様の看板の色をどうするか
話をしているときに
3〜40m先に見える館内サインの色を見て
あれくらいのこげ茶色でも落ち着いていて
文字を白にしたら目立ちますよ。
と説明すると

どこですか?

場所を詳しく説明すると

紫にしか見えませんが・・・
と言われ
あぜん・・・

お客様がおかしいのか?
あたりは、暗くなっていたので、座っている位置で、光の当たり方が違い、色が違って見えるのか?
TBSのニュースキャスターで人によって、色の見え方が違う微妙な色使いなのか?

固定観念で
紫色の館内サインは、
さすがにないだろう〜と思いました。

しっかり確認せずに帰ってきて
今になって思い出し気になり出しました。

オペラシティの館内サインを調べてみました。

オペラシティの館内サインがしっかりと写っているものはなく
後ろの方にぼんやり写る館内サインはいくつかあります。

なんとなく版面が、紫色に見えます。

オペラシティのホームページを見ると紫色が
基本カラーが使われています。

どうやら
オペラシティの館内サインの版面は、紫が正解のようです。

こげ茶色の館内サインはよく見かけますが
版面を紫に決定したことが、すごいなあと思います。

その色を提案したデザイナーと
決定した関係者。

固定観念で見るのは、だめですね〜
経験値を外さないと・・・

ちなみに
小野デザインのサイト
色の心理的作用・生理的作用で、色について解説しています。
https://www.onodesign.co.jp/color.html

【日本】
古典や着物などに使用されている高貴な色。貴重な色。

【日本人が連想するイメージ】高級感、尊さ、精神性、気品、霊的、落ち着き、キャリア、重厚、上品、尊厳、重厚、上品、神秘的、神聖、権威、霊的、落ち着き、キャリア、芸術的、想像力、不安、孤独、情緒不安定、うぬぼれ。

【欧州】
ニューエイジの精神主義、異教信仰といった意味合いが強い。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教に反する主義を象徴するイメージ。

【生理作用・心理作用】
「ノルアドレナリン」を分泌し、視床を刺激。恐怖や不快を感じさせ危険への警報作用がある。血圧、脈拍を低下、催眠効果がある。想像力、創造力を促進。人体中の光回復酵素を刺激し活動力を上昇。不安、ストレス、孤独感を感じさせる。