日本では、若手社員にベテラン社員が
教育係としてつきますが、
IDEO(アイディオ)では、
経営陣に若手社員がつくそうです。
IDEOは、アメリカ合衆国カリフォルニア州パロアルトに
本拠を置くデザインコンサルタント会社です。
理由は、若者の思考や行動を目の当たりにし、
そこから世代間ギャップの気づきや
多くのことを学ぶことができるためだそうです。
長い期間、同じ組織の中にいると
それが当たり前と思ってしまい
革新的なアイデアは、生まれにくくなってしまいます。
若手社員は、組織に馴染んでない分、
変だな。とか、こうしたらいいのでは。
など
気づくことが多い。
ですが、
思っていても意見を言う機会は少ない。
先輩や上司に言っても
取り上げられることは、ほとんどない。
上の人たちには、理解してもらえず、
言っても無駄。と思ってしまうそうです。
若手社員は面白いアイデアを思いついても
上司や年代の離れた先輩とは共有していないそうです。
「問いかけが仕事を創る」野々村健一さん著
より