メルカリでセブンチェア

20年ほど使っていた無印良品の椅子。

布のカバーを何度となく買い替え
使っていました。

先日、カバーを外してみると
本体の布部分が、シミとカビでかなり痛んでいました。

椅子を買い替えよう〜

そう思ってから
2〜3ヶ月
どんな椅子にするか、考えていました。

布がついているタイプだと、汚れ、シミ、カビで
すぐに使えなくなってしまうと思い
布でないもの。

どうせ買うなら
ずっと使える有名な椅子がいいなあ。

そうしてたどり着いたのが

アルネ・ヤコブセンが
1955年デザインしたセブンチェアです。

調べてみると、いろんな会社から
リプロダクト品のセブンチェアが販売されています。

リプロダクト品とは、意匠権の期限が切れた製品を、
オリジナルデザインを元に出来るだけ忠実に復刻生産した製品です。
ジェネリック製品と表現されることもあります。

せっかく買うなら
本家のフリッツ・ハンセン社(1872年にデンマークで創業)にしよう。

1脚84700円、高い!

中古でも良いと思い、ヤフオクとメルカリを探したら
メルカリに手頃な価格のものがありました。

座面に傷がありましたが
ほとんど目立たず。

座面裏に貼られているフリッツ・ハンセン社のシールを見ると
1999年の印刷。

24年前に製造。大事に使ってる感が嬉しいです。

座って、背もたれに体重をかけると
後ろにそるのがいいです。
(カフェなどで何度か座ったことがあります)

それと、シンプルなフォルム。

圧倒的な存在感もあります。
背もたれが広いです。

昔、天童木工さんのカタログのデザインをしてい時期があります。

当時、天童木工の部長だった菅沢さんから
バタフライスツールの試作を柳宗理さんに見せたときの話や
イームズで有名なチャールズ&レイ・イームズ夫妻が
視察に来たことを聞いたことがあります。

その時に椅子に興味を持ったのでした。

ブルータスなどで、椅子特集はを良くやっていました。

バタフライスツールは、お客さんのカバン置きに使っています。