データ思考入門(講談社現代新書)荻原和樹(著)

グラフィクデザイナーの私は、
データとは無関係。と思われる方が、ほとんどだと思います。

実際は意外とデータと日々過ごしています。

Googleアナリティクスのデータを見て
ホームページの閲覧状況を確認。
データからの気づきをサイトの運営に転換しています。

SEO対策のコンサルティングをやっている取引先には
月一でGoogleアナリティクスのデータを取りまとめ
簡単なレポートを作成しています。

環境レポートなどの冊子や提案書などの
デザイン制作では、グラフや図を作成しています。

この本にも書かれていましたが
いかにデータを見やすく分かりやすくするかが
デザイナーの腕の見せ所です。

データを視覚化するためには・・・

まずは、何のためのグラフなのか目的をはっきりさせる。

何を理解してもらうためのグラフなのかを決める必要があります。

誤解を与えない表現をする。

長期的に見ると、ほぼ横ばいなのに
期間を狭めて縦軸の下を省略すると、
大幅な上昇傾向にあるグラフが出来上がってしまいます。

情報操作のため、歪んだグラフが作られている場合もあるので
注意が必要です。

グラフの条件も重要です。
条件付けによって数値が大幅に変わる場合もあります。
条件は小さな文字で書かれていることがあるので
しっかり読み理解することです。

さまざまなデータがある中で
何を切り出して示すか・・・

1つのデータだけだと分かりませんが
2つのデータを組み合わせると
見えてくるものもあります。

データ思考の入門書として
読んでみてください。

データ思考入門(講談社現代新書)荻原和樹(著)

株式会社小野デザインでは、
データのグラフ化、
データのビジュアル化、ダイアグラムのデザインも行っています。

見やすく、分かりやすく、印象的に。

プレゼンの企画書、啓蒙用パンフレット、各種レポート
展示会パネル・・・

ご相談ください。

株式会社小野デザイン
日本グラフィックデザイン協会
小野健治
TEL.03-3774-8098
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