この休みに上野の東京都美術館で開催していた
エゴン・シーレ展へ行ってきました。
(9日で閉展しています)
断片的ですが、感想を書きます。
17歳の時にクリムトに才能を認められた。
どんな絵をクリムトに見せたのだろうか?
シーレの風景画は、侘び寂びを感じさせるもので
秀逸でした。
当時としては、かなり斬新だったのではないでしょうか。
多くの芸術家が、生き生きした美を描く中で
枯れているものの美しさを描いている。
1890〜1918年を生きたエゴン・シーレの時代も
今のアーティスト達も
どんな表現をするか?という点において
同じだなと思いました。
宗教的な儀式
宗教的な偶像や教えの表現
写真の代用から
ときはなされた
印象派以降
どんな表現をするか?は変わっていないのかも・・・
1915年24歳〜25歳
第一次大戦に召集
1918年28歳
スペイン風邪で死亡。
今と共通点があります。
コロナとロシアの侵攻。
展示の終わりの方に
3枚のドローイングがあって
線が柔らかく今までのシーレの絵とは違うように思いました。
1915年24歳歳の時に結婚した
エーディト・ハームスの影響でしょうか?
それともクリムトの絵だったのでしょうか?
作者をよく確認しませんでした。