昨日、三菱一号館美術館で開催中の
ヴァロットン 黒と白 へ行ってきました。
19世紀末にパリで版画で活躍したヴァロットン。
光を白、影を黒。
主役を黒で描き、周囲を白。
省略したい部分を黒。
琳派のような余白を生かす作品もありました。
楽器を演奏するシリーズが洗練されていて秀逸でした。
10枚の版画を1冊にまとめた版画集。
30部作ったそうです。
これ以上、刷れないようにするため
10枚の版木を小さく切り、小さく切った版木10枚を並べた
版画作品がありました。
版木を切り刻んんだ証明だそうです。
ヴァロットン 黒と白 は、1月29日まで開催中です。