「2121年 Futures In-Sight」展

昨日、5月22日は、
東京ミッドタウンの21_21で開催の
「2121年 Futures In-Sight」展の最終日でした。


ホームページより
「Future Compass」(未来の羅針盤)という
ツールを使いテーマを決め、未来を思い描き、
現在を生きる私たちの所作や創り出すものに内在する
未来への視座を、
デザイナーやアーティスト、思想家、エンジニア、研究者などが
可視化していくことの試み。

「未来を考える行為」そのものを考える場。
来場者の方々が、デザインとともに明日を創造していくための
豊かな洞察(insight)を考える機会となることを目指します。

http://www.2121designsight.jp/program/2121/


深澤直人さんの未来のパッケージは、すごくわかりやすかったです。
というのも 展示と考えが腑に落ちました。
かなり現実的。

多くの展示が
現実とかけ離れていて
空想世界で
そうなったらいいね〜

例えば、幸せになるウイルス
という展示があったのですが
そもそも幸せって
なんだろうと思ってしまう・・・

すんなりと入ってこない展示もありました。

ここ最近、こんなのあったらいいな
と思うものが実際に商品化していて
本当?という
クリティカルシンキングな思考が
強化されているのかもしれません。

多くの方が、今日明日、必死で
2〜3年後ぐらいを見据えて生きていると思います。

企業も
いつ何が起こるかわかりませんから
未来を描きにくくなってきていると思います。

私自身、
展覧会の
「未来を考える行為」そのものを考える場。
を享受できたと思います。

展示者の考えや言葉が散発的な感じがして
帰りに書店により
哲学の考えを紹介している本を買い読みました。

地に足をつけた考え方を知り安心したかったのかもしれません。

展示者の言葉が
あまりにもほうぼうで、色々なことを言っているので。