デザインと哲学

ブレーン10月号の
青山デザイン会議Vol.265
哲学が、クリエイターに教えてくれること

田中正人さん、戸谷洋志さん、三宅陽一郎さんの3人の会議

は、とても興味深いものでした。

哲学は新しい問いを立てて、
思考を新しいところへ持って言ってくれる。

デザインは既存の形状を維持しようとするが、
新しい問いを立てると、
固定観念を打ち破り、
新しい発想が生まれクリエイティブにつながる。

なるほど〜〜〜

どんなものでも良いのですけど・・・

例えば、机の上にある
コーヒーカップをデザインするとして
コーヒーカップとは何か?

という問いから初めてみると
コーヒーカップの新しい概念、定義が生まれ
そこから
全く新しい形状のデザインが生まれるのです。

コーヒーカップとは

コーヒーをそそぐ
コーヒーを飲む
コーヒーの温度を保つ
絵柄を楽しむ
飲みかけのコーヒーを保存する

などの基本機能があります。

考えていくと・・・

カップを持たずにコーヒーが飲めたり
容器のデザインが自由に変えられるとか
容器の形状が自由に変えられるとか
アップルウオッチの機能を内包しているとか
プレートと一体化しているとか
など

新しいデザインが生まれるのです。

考え出すと面白いものです。

カバーの画像は、ソクラテスです。