デザイナーの仕事の範囲の広がり

ここ10年ほど、
デザイナーの仕事の範囲が広がっています。

デザインするだけではなく・・・

カタログでは、
企画を通すために企画書を作り、構成を考え、
人によっては、コピーを書き、イラスト、撮影、
画像補正、画像の修正、印刷手配までやっています。

広告では、年間プランや媒体計画を立てたり。

ホームページでは、構成、コンテンツを考えたり。

ロゴやマークの場合では、
決定のプロセス、発表方法、運用方法、発表後の浸透させるための計画を考えたり
商標調査や商標登録の手配。

ロゴやマーク、VIマニュアル、ホームページ、名刺、封筒、看板、事業案内など
アイテムの全てを行うこともあります。

商品のパッケージやデザインでしたら
一緒にターゲットやポジション、売る方法を考えたり。

平面からムービー、パッケージ、プロダクト、インテリア(内装)、空間、街へ。

中には、資金調達のため
事業計画書の作成代行、給付金や補助金の申請書の作成代行、
クラウドファンディングの運用代行を行っているデザイナーもいます。

良いデザインをすることは、
当然として
お客様のご要望や課題解決のため
行動した結果なのだと思います。

経営者目線、ビジネスの視点が必要です。

もちろん日々勉強していないと
できないことと思います。

純粋にデザインだけをやるデザイナーは、淘汰されるかもしれません。

学生さんや若手でデザインの仕事を始めたばかりでしたら
今は良いデザインをすることに注力するのが良いです。

領域は、少しずつ広がっていくものですので
大丈夫です。

範囲を超える要望が来た時、
うまくきるかどうかわかりませんが、やってみます。
と挑戦してみてください。

仮に失敗したとしても
良い経験になりますし
修正すべき点をあげておき、次に活かせば良いです。

みんな失敗して成長しています。
大丈夫ですよ!

株式会社小野デザイン
日本グラフィックデザイナー協会会員
小野健治
TEL.03-3774-8098
●ご相談フォーム
https://www.onodesign.co.jp/inquiry.html