森と海、一見関係がないように思いますが・・・
森林の土壌に含まれる養分が
川を通じて海に注ぎ、
プランクトンを育て魚や貝に恵みをもたらす
そうです。
森は、水を蓄え、森にすむ生物や植物を育むもの
と思っていたのですけど
海にも影響しているんですね。
人は、下水処理場を作って
綺麗な水を放出しています。
瀬戸内海では水質が綺麗になりすぎて、
漁獲が減ったそうです。
小魚のエサとなる海藻や植物プランクトンが
育たなくなったと考えられ
兵庫県は浄化水の基準を見直し
海藻などの栄養分となる
窒素やリンを適度に処理水に含ませる計画を進めているそうです。
綺麗すぎると、よくない影響が出てくるんですね
何事もほどほどが良いのかもしれません。
(2021年6月5日(土)の読売新聞の朝刊の編集手帳を参考に書いています)