2019年にデザインした
起業したお客様の会社のロゴマーク。
商標審査を通りました！
弁理士さんを通して
2019年9月に商標登録の出願をしていたところ
弁理士さんのもとに
2020年9月に拒絶理由通知書 が届きました。
拒絶理由通知書の内容は、
すでに商標登録されている
5つのロゴマークと似ているため
商標登録できない。とのこと。
デザインする時に
商標登録されているものを事前に調査して
デザインしていたので
似ているということが、信じられませんでした。
弁理士さんも
意見書を出しても
覆る見込みはないだろうから
ロゴはやめて
マークだけの申請にしたらどうか。と言うしまつ。
拒絶理由通知書の内容を見せてもらってなかったので
J-PlatPat（特許情報プラットフォーム）のページに掲載している
拒絶理由通知書の内容を確認。
似ているという5つのロゴマーク。
1点1点よく確認すると、それぞれが全く似ていませんでした。
審査官の認知能力を疑いたくなる！
（今ここでお見せしませんが、ひと段落したら公開したいと思います。）
ひどい審査です。
もし、これが似ていると判断されるのであれば
グラフィックデザイナーは、デザインをできなくなります！
日本のデザイナーは、仕事ができなくなる！
絶対におかしい！
（日本グラフィックデザイナー協会に駆け込んでもいいぐらいの事例です。）
考えた末、
お客様に意見書の作成・提出を進言。
意見書のベースになるものを私が作成し、弁理士さんがまとめて提出。
意見書の作成代も私が出す旨を申し出ました。
お客様も意見書の提出に賛同していただけました。
5つのロゴマークとの違いを
細かく分析しまとめ、弁理士さんへ渡し
独特の言い回しで意見書を作成してもらいました。
2020年10月に意見書を提出。
2021年4月、商標審査を通りました！
長かったです。
経過記録は下記になります。
2019年9月 商標登録願
2020年9月 拒絶理由通知書
2020年10月 意見書
2021年4月 登録査定
私が思ったのは・・・
商標登録されているものに
似ていないのに似てる。ということで
拒絶理由通知書を受けて
諦めている方は、
多くいらっしゃるのではないでしょうか？
全く似ていないのに
似てるって判断されてしまうのですから・・・
似ていないという意見書をしっかり作ることです。
株式会社小野デザイン
日本グラフィックデザイナー協会会員
小野健治
TEL.03-3774-8098
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