InDesign、やってはいけないこと

カタログ、パンフレット、書籍など
ページものの作成ソフト
Adobe InDesign。

Adobe InDesignで、
カタログ、パンフレットのデータを作る時に
無駄に時間がかかるため
絶対にやってはいけないこと
3つを挙げてみます。

◼️やってはいけないこと

1.長いテキストBOXを作り、画像や図(イラストレーター)を回り込み設定して組み込む。

テキストに修正が入り、大幅に文字数が変更された場合、
画像や図(イラストレータ)がずれてしまう。
特に、数ページに及びテキストBOXが繋がっていると、
1箇所、修正すると、ずれていないか全ページのチェックをしなければなりません。

DTP検定では、
長いテキストBOXを作り、画像や図(イラストレータ)を回り込み設定して
組み込む方法が正解とされています。

短時間で作成は、できますが、修正する場合のことを考えますと
手間がかかり、現実的ではありません。DTP検定を受けた方、ご注意ください。

回り込み設定ではなく、埋め込みでしたら、文字の量の追従して位置が移動します。
ですが、適切な位置に画像や図がきているか、チェックが必要です。

2.図(イラストレーター)のパスデータをドキュメントに直接張り込む

張り込まれた図を修正しようとすると、InDesignで修正しなければならなくなり、
細部の修正が難しくなります。

InDesignのデータも重くなります。

3.フレーム内マージンの数値設定

オブジェクト>テキストフレーム設定>フレーム内マージンの数値設定すると、
手間が増えるだけです。

特殊なデザインでなければ
文字位置は、テキストボックスのX軸とY軸の数値だけで決めれば良いです。

数人のチームや外部スタッフと連携する場合、
作りやすさと、修正のしやすさを
優先すべきです。

最初の設計をしっかりしないと
あとあと無駄に時間がかかってしまいます。
注意が必要です。

もし、2つの設計手法があったら
どちらが制作と修正に時間がかかるかなどテストが必要です。

ルールは、
少なく、簡単、わかりやすい。
のが良いです。