中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚ディスカヴァークラシックシリーズ

中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 (ディスカヴァークラシックシリーズ)
著:洪自誠、 翻訳:祐木 亜子

寝る前に、必ず菜根譚のお話、2〜3編を読んでいます。

うまく表現できないのですが
自分をリセットされるような
心が洗われるような感じで
手放せない状態です。

最後まで読むと、また初めから・・・

数年、続けています。

解説より・・・
『菜根譚』はおよそ四百年ほど前に、中国・明代の学者、洪自誠によって書かれた処世訓です。
日本には江戸時代末期に伝わり、これまで非常に多くの人から愛読されてきました。
中国よりも日本でよく読まれていると言われるほどです。

特に経営者や政治家、文化人に座右の書としている人たちが多く、
東急グループの創業者・五島慶太、元首相・田中角栄、小説家・吉川英治、
元巨人軍監督・川上哲治など、そうそうたる顔ぶれが愛読者だったと知られています。

『菜根譚』は、人生にとって重要な原則を的確にあらわしていると高く評価されていますが、
それには、十分な理由があります。
著者の洪自誠は、儒教・仏教・道教という、
中国はじめ東洋全体に影響を与えた三大思想について学び、
それぞれの足りない部分を他から補うようにして、この本を書いたのでした。

以前、講談社学術文庫の菜根譚を紹介しましたが、
こちらの方が、
1ページに1話で
短く簡単でわかりやすく書かれています。
初めて読む方にオススメです。

私は、最初はこの本を
読んでいたのですが
もう一歩踏み込んで読みたいと思い、
講談社学術文庫を購入しました。

講談社学術文庫の菜根譚には、
漢文、読み方、語義、訳文がかかれています。