昨日、フォントメーカーのモリサワからのメルマガで
モリサワ OpenTypeフォントの共同開発で株式会社写研と合意
https://www.morisawa.co.jp/about/news/5280
ということを知りました。
実際に写研のフォントが登場するのは、
だいぶ先だと思いますが・・・
写研のフォントの登場は、正直嬉しいです。
写研のフォントは、美しいですし、
懐かしいです。
今から30年ほど前
パソコンを使ったデザイン、DTPが出てきました。(徐々に広まり現在にいたります。)
それ以前は、デザインは手書きだったり、
文字や写真は、コピー機で拡大縮小して、
ペーパーセメントやスプレーのりで切り貼りしていました。
デザインが決まると
版下という紙の台紙を使い
写真は大きさを示す輪郭を書いたものを貼り(ポジも入稿します)
文字は、写植機を使い、印画紙に転写し作っていました。
当時は、写研のフォントが主流で、
モリサワのフォントを持っていた写植屋さんは少なかったように思います。
写研のフォントと比べると、
モリサワのフォントは、やや横広がりでかっこよくなかったです。
(なので、あまり使う人がいなかったようです)
ところが、
パソコンを使ったデザイン、DTPが出てきて
パソコンに搭載するフォントを作ったのが
モリサワです。
1発逆転、一気に世の中に広まりました。
写研は、写植屋さんのことがあり
なかなかパソコンに搭載するフォントを作れず・・・・
2021年ようやくモリサワとの共同開発という形で作ることになったのですね〜
写研フォントが世の中に広まれば、
デザイン全体が、もっと美しく綺麗になると思います。
フォント名の一部です。
石井明朝体、本蘭明朝、 新聞特太明朝体、 秀英明朝、 石井ゴシック体
淡古印、ナカフリー、ファン蘭、 ゴナ、ナール 、スーシャ、 ゴーシャ
ボカッシイ、スーボ 、イダシェ、イナブラシュ、イナひげ、鈴江戸、 創挙蘭
ゴカール、ロゴライン
懐かしいです。
写植指定のことやデザインを始めた頃を思い出します。
Macで使えたら楽しそうです。楽しみです。
写研の見本帳、捨てないでとっておけば良かったです・・・