デザインの仕事の一方的なキャンセル

ごくたまに
進行している案件が、一方的にキャンセルされる場合があります。
こちらに全く非がないのにです。

2回目の文字校正を出した後だったり
ほぼほぼ完成していたり
お金をいただけないと
損失は甚大です。

その仕事をしている間、
営業的な動きは弱まりますし、
その仕事で入ってくるお金を考慮し
営業活動などの調整をしているからです。

大手さんの場合ですと
プロジェクトが中止され、キャンセルになりますと
制作内容の完成度に応じて料金をお支払いいただけます。

社内りん議で予算も確保されていますので
そこからお支払いいただけるようです。

下請け法やコンプライアンスもありますので
しっかりしていて安心です。

中小の方の場合ですと
キャンセル料のことをお伝えし、お支払いいただくようにしています。
制作内容の完成度に応じてお見積もりを提出し、ご納得いただき
料金をお支払いいただいております。

ところが、
個人の方の場合・・・

審議書などで、他の人の確認やチェックを受けたわけではなく
思いつきだったりして
制作を進めているうちに
気が変わったりするようです。

個人的なつながりのようなところもあり
せっかく知り合えたのですから
関係を壊したくない思いもあります。

なかなかキャンセル料のことは言いだすことができません。

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実は、初めてのお客様の場合
事前にキャンセルなどについて記載した書類を渡すようにしています。

ところが、
書類のことを忘れてしまっていたり、
雰囲気や流れで渡せずにいたり
その人を信じて、うっかり渡さなかった時など
不意を突かれてキャンセルが発生してしまいます。

必ず、渡さないといけない!と誓う今日この頃です。