2020年12月24日のカンブリア宮殿は、
ニトリホールディングス会長 似鳥昭雄さんでした。
似鳥さんのことは、なぜか知っていて・・・
なぜだろう?
考えてみると、日経新聞の私の履歴書の連載を読んでいたからでした。
ニトリは、33年連続の増収増益だそうです。
- 創業:1967(昭和42)年12月
- 従業員数:14,337人(2020年2月期・連結)
- 売上高:6422億円(2020年2月期・連結)
番組を見ていて考えたのは・・・
もっと良くできないか?
という疑う視点。
似鳥さんは、社員の方に
もっと〇〇できないか?
と、要望を言うと
しばらくして
前例がない。とか、できません。と
言ってくるそうです。
そうすると、似鳥さんは、チャンスだ!
と、商品開発を指示するそうです。
疑う視点。
それが、ニトリの商品開発の元になっている。
人って
現状のしくみやモノに対して、疑いをもたず受け入れています。
普通に考えたら、おかしなことも
慣れきっていて疑問に思えない。
新人の頃って
おかしいなあ。
って思うこと、多くなかったですか?
特に1つの業界にいると
慣習が当たり前で、その枠の中でしか考えることができない。
違うことをやろうとすると
先輩や上司から怒られますし・・・
だんだん、おかしい、変だ。と思わなくなります。
大きな会社が
社長を外部から招聘するのも
既存の枠組みを壊し改革する。という面があります。
私はグラフィックデザイナーで、ブランドや販売促進で
企業に関わっているのですが
ヘッドハンティングされた方からの
デザインのご依頼を受けることが多くあります。
ヘッドハンティングされた方は
既存のデザイン会社や
デザイナーでは、変えることができない。
というお考えがあるようです。
年末年始、一旦リセットして
新鮮な目で2021年の仕事に取り組んでみたらいかがでしょうか?
変えるべきことが、たくさんでてくるかもしれません。
変わらないと生き残れない。
日本が欧米に比べて
働く時間が妙に長いのも
無駄が多いからと思います。
社内のプレゼン資料なんて
簡素化して1時間で作れるようにしたり
(1週間ぐらいかけて作って即ボツ、お金に換算したら相当額を捨ててることになります。
その時間、他のことに使った方が良いと思います)
メールも箇条書き形式にしたり
(文章化するから、推敲して妙に時間がかかってしまいます)
私が受けるデザインの仕事も
掲載内容を固め、材料を揃えてからデザイン制作すれば
3回くらい出し戻しをすれば、細かいチェックもできて完成するはずです。
ところが10回〜30回出し戻しをしている会社さんもあります。
(お客様だから言えないのですけど・・・)
カンブリア宮殿のホームページ
https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2020/1224/