チラシの写真はRGBからCMYKに変換して使ってください。
最近、折り込みチラシで、
飲食店のチラシをよく見かけます。
内容は、季節もののメニュー紹介、デリバリーやテイクアウトの紹介です。
ワードなどによる手作りなチラシが多いです。
多くのチラシは、
お料理の写真が くすんでいて
美味しそうに見えません。
写真を撮影して、そのまま使っている(RGB)ことが、原因だと思います。
モニターで見ると、鮮やかですが(RGB)
印刷するときは、CMYKの4種類のインクで印刷されます。
C・・・青
M・・・赤
Y・・・黄
K・・・黒
写真をあらかじめ
RGBからCMYKに変換してから使わないと
綺麗に印刷されません。くすんでしまいます。
インクジェットプリンターですと
インク自体に蛍光色が入っているため
RGBのままプリントしても綺麗です。
さらに、最近はスマホやモニターの性能がよくなり
よくない写真も綺麗に見えてしまうのです。
実際の印刷には耐えられない写真の場合もあります。
ホテルや有名レストランでは、
フードコーディネーターが、お料理の写真がよくなるように
コーディネイトしたり、
プロのカメラマンが、ライティングをいろいろ試し
じっくりと時間をかけて撮影しています。
(例えば、カップに注がれたコーヒーの写真を撮影する場合、
実際のコーヒーより醤油を薄めた方が、綺麗な写真が撮れたりします。)
お料理の写真が、非常に重要です。
美味しそうに見えなっかたら
食べたいと思わないからです。
お金をかけて印刷、折り込みをして
もったいないなぁ〜
と思います。
株式会社小野デザイン
日本グラフィックデザイナー協会会員
小野健治
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