デザイナーとして、撮影のディレクションを行なっています。
その時に、カメラマンに必ず伝えることがあります。
それは・・・
被写体の周りに
ゆとりを持たせることです。
ホームページ、会社案内、カタログ、チラシ、パンフレット、広告など
様々な用途があります。
縦位置があれば、横位置もあります。
被写体の周りに
ゆとりがあれば、縦位置でも横位置でも使えるようになります。
カメラマンとしては
トリミングして
写真としての完成度の高いものを
撮影しようとしますが、
それだと、使えない写真になってしまいます。
もし、デザインが、決まっているのなら
そのデザインをカメラマンに見せてください。
キャッチコピーの入る位置を計算して
撮影してもらってください。
もちろん、他の媒体でも使えるように
被写体の周りに
ゆとりのあるものも、抑えて(撮影して)おいてください。
カタログ見開きで、大きく写真を使う場合は
中央に見せたいものが、来てはダメです。
切れてしまいますから・・・
関わっているデザイナーに撮影のディレクションもお願いするのが間違いありません。
私は、制作物の目的、狙い、欲しい写真、トーン、デザインなど
必要な情報を事前にカメラマンに伝え
良い写真を仕上げてもらうように最善を尽くします。