水墨画入門(岩波新書) 島尾 新 (著)

1日1枚、墨と筆で絵を描いています。

上手ではなく、けして人に見せられる
しろものではありません。
一応、いくつかお見せします。
(言い訳です。・・・上手に描こうとすると、いい絵にならないようです。)

普段、Macでグラフィクデザインをしています。

Macの操作ばかりですと
なんだか、偏ってしまうようで
Macの対局にある
自由奔放な墨と筆の絵が心地よいです。

ずっと前から絵を描きたかったですけど
なかなか描けず

日本人なのに、日本人らしいことを何もやっていない・・・

午前中のフレッシュな時に
日課のように描いています。
(以前は、夜描こうと思っていたのですけど、パワーがなく全くできませんでした)

墨と筆の絵は、
仕事ではない開放感があります。

自分で毎日テーマを決めて描いています。

 

そんな中、水墨画のことを少しは知っておいた方がいいだろうと
岩波新書の 水墨画入門を読んでみました。

いくつか印象的だったのは・・・
●法隆寺金堂(607年完成)の天井板に、墨の似顔絵のような落書きが残っていること

 

 

 

 

 

 

『日本の歴史 別巻1 図録 原始から平安』 中央公論社より

●墨と筆は、昔から、写本や記録のための日用品で、
水墨画は、日用品で描かれている。

特別に画材を用意する必要がなく、描こうと思えばだれでも描けた・・・

●昔の中国では、詩と書と絵が一体となっていたものが、分裂して
漢詩、書道、水墨画と枝分かれした。

●書画同源説は、書も絵も象形文字からすると、起源が同じ

興味深いことがたくさん書いてあって
良い本です。