図解で知る 欧文フォント100

図解で知る 欧文フォント100 スティーブン・コールズ(著)
頂点、クロスバー、ボウル、ブランケット、セリフ、ブランケット、スパイン、スパー、アーム、レッグ、アイ、アーチ・・・
などについて
特徴が説明されています。小さいとほとんどわかりませんが、
高さが5cmほどになると
文字の細部の形状がよくわかります。

見てて、造形の美しさにうっとりしてしまいます。
(たぶん興味のない人からすると変態と映るかもしれません・・・)
いろんなフォントをながめているのが、ただただ楽しいのです。

シャープな心地よいラインがあったり、
Bodoniのように手書きのレタリングのような
人間臭いぐにゃぐにゃしたラインがあったり・・・

文字のスペーシングの美しさもあると思います。

欧文書体に様々な形状があるのは、
文字を描くときの道具(筆、ノミ、コンパス・・・)の違いと
描き方の違いがあるからです。
欧文書体―その背景と使い方 小林 章 著より)

ロゴタイプのデザインを仕事で行っている方は
普段の仕事の資料として、利用されたらよろしいかと思います。