ビジネスモデルの起点

お困りごとを解決したり
ニーズがあることに気づいたり
成功事例を見聞きしたり・・・

一発奮起して
ビジネスモデルを構築し
商品の販売やサービスを立ち上げ起業。

提供する商品やサービスを
よりよくブラシュアップしつつ
その良さや違いやメリット、ベネフィット、
存在を広告し、世の中に知らせていきます。

継続的に、利用者が増え
利益を生み出せれば、そのビジネスモデルは成功です。

ですが
成功すること自体、非常に難しいです。

そもそも、
発見したお困りごとを解決する方法が、
たくさんあったり、
同じようなことを考える人もいます。

良い商品やサービスであっても
存在を知らせることも大変です。

2017年の中小企業白書によると
5年後の生存率は81.7%
10年後生存率は73%
というデータもあります。

早稲田大学ビジネススクールの起業のプロの先生であっても、
ビジネスモデルが成功するのは、10のうち1ぐらい。と言っていました。

ユニクロの柳井さんも「一勝九敗」の中で言っています。

さらに、
その後、そのビジネスモデルが
成功し続けることはありません。

成功しているうちに
次の新しいビジネスモデルの作り出すことが必要です。
(継続している多くの会社は、起業時のビジネスモデルから転換を繰り返しています)

その時に、自社の強みを、改めて洗い出すことは大切です。
でもそこを起点として
ビジネスモデルを構築しても
ニーズがないので、売れません。

やはり、困っている
こと、もの、人の課題を解決することは、必須です。

現状に慣れてしまっていて
困っている。という認識がないものですから
お客様を
よく観察することが大切になってきます。
デザインシンキングの考え方です。

既存のビジネスモデルの成功体験から抜け出せず
新しいビジネスモデルに踏み込めない会社も多くあります。

既存のビジネスモデルを継続するために
どこまで経費をかけるのか。ということもあります。

カンブリア宮殿を見ていても
借金を抱え、倒産の危機という状態でもなんとか踏ん張って
V字回復した会社の事例がたくさんあります。
(倒産してしまった会社は、出てこないですけど・・・)

株式会社小野デザイン
担当:小野
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