デザインと業績

デザインの捉え方による業績の違い。

2018年11月14日日経新聞
優しい経済学 経営とデザイン③
一橋大学 鷲田祐一教授より

「デザイン」を広義
商品・サービス全体や顧客との接点の設計。
と捉える企業と

「デザイン」を狭義
物品の色や形の工夫。
と捉える企業とで

経営で重視する点や業績に差があることがわかっているそうです。
(経済産業省の第4次産業革命クリエイティブ研究会報告書)

「デザイン」の広義として
捉えている企業は
高付加価値な商品・サービスを提供して利益率も高い。

また
デザイナーに期待するスキルは
マーケティングの知識・スキル
ITやウエブに関する知識・スキル
だそうです。

デザインの捉え方の違いによって
経営で重視する点や業績に差があるのは興味深く、
デザインという要素が経営に与える影響力の大きさを示している。
と教授は締めくくっています。

グラフィックデザイナーとして
私の場合。

広義のデザインとして捉えています。

1つの販促ツールのデザインの依頼を受けた場合であっても
ブランディングやマーケティングでの
役割や位置付けも考えながらデザインしています。

全体を俯瞰で見ながら仕事を進めています。

ブランディングやマーケティングに関する
アドバイスをすることもあります。

なぜ、そんなことをするのかというと

お客様の最終的な目的の達成を考えていくと
色や形の工夫。だけでは
対応できないからです。