アール・ブリユット展in荏原

圧倒するアート「アール・ブリュット展 in 荏原」

品川区民芸術祭2018の「アール・ブリュット展 in 荏原」
-あたらしい創造のカタチへ
行ってきました。

会期は、11月7日(水)から15日(木)まで。
場所は、スクエア荏原。
日本全国のアール・ブリュット作家12人による作品 約95点が展示

私が特に目を引いたのは、木村茜さんの絵、6枚です。
マジック1本で描いたとは思えないほどの
迫力があります。
マジックインクが紙に染み込む濃淡が
模様を作り出し
見る人の心を焚きつけるような作品です。

多分、無意識に描いたものだろうと思いますが、
6枚それぞれ違いがありつつも
一貫性があります。

岡本太郎さんも言っていますが、
絵を上手に描こう。と思った瞬間、絵はつまらなくなります。
上手に描こうなどと全く思わず
一気に描いた作品だと思います。

無意識にかっこいい絵を描いて
そこに一貫性をもたせている。
というのは、なかなかできないことです。

アートの可能性に触れたい方へ
オススメです。

今回の展覧会の
アール・ブリュットとは、「アール(Art)」は芸術、「ブリュット(brut)」は「磨かれていない」「(加工されていない)生(き)のままの」という意味のフランス語です。正規の美術教育を受けていない人たちが、独自の発想と方法によってつくり出した作品のことをいいます。