ブラジル先住民の椅子展(東京都庭園美術館)へ行ってきました。

東京都庭園美術館でやっている
ブラジル先住民の椅子展へ行ってきました。

動物の形をした木の椅子と
幾何学模様が施された椅子、
17の民族が作った全92点。

動物は、
バク、アリクイ、サル、ヒョウ、魚、コンドル、
カメ、カピパラ、アルマジロ・・・

愛くるしく可愛い椅子たちです。

見かけない形が多く
興味深かったです。

動物は自然の中に住んでいて
畏敬の念を抱いているそうです。

椅子を作る様子の映像がありました。

10人ほどで森に入り
直径60cmぐらいの木を斧で切り倒します。
その木をさらに、10等分。
各自、運べるまで、様々な道具を使い、
大まかに削り出していきます。
デザインがみんな違ってました。

展示されているブラジル先住民の椅子は、
BEI社が20年ほどかけて取集したもので、
数は500点ほどあるそうです。

BEI社は、ブラジル・サンパウロに拠点を持つ
美術・建築関連の出版社です。

ブラジル国外での展示は、
日本が初めてだそうです。

東京都庭園美術館自体が
旧朝香宮邸で建築美も楽しめ
面白かったです。