ラジオJ-WAVEの25日のGOOD NEIGHBORSのゲスト

J-WAVEの3月25日(水)
GOOD NEIGHBORS(13:00-16:30 on air)という
クリス智子さんの番組

ゲストは、
グラフィックデザイナー 廣村正彰さんでした。

廣村さんは、博物館、水族館、美術館などの
シンボルマーク、ロゴタイプ、館内サイン、展覧会の演出、
東京オリンピック2020 スポーツピクトグラムなど
公共的なデザインを多く手がけています。

東京2020オリンピック スポーツピクトグラムのお話は、興味深かったです。
東京五輪の競技ピクトグラム50種類、
パラリンピック22競技のピクトグラム23種類をデザインしています。

前回の1964年の東京オリンピックの時
師匠の田中一光さんが、
世界で初めて
スポーツピクトグラムのデザインをしたそうです。

近年の競技ピクトグラムは、
2000年シドニー五輪がオーストラリアの先住民、アボリジニの道具である
ブーメランをデザインに組み入れたものだそうです。

04年アテネ五輪の古代ギリシャ風、
08年北京五輪の篆書風など、開催地の歴史的、文化的特徴を盛り込む傾向が強いそうです。

廣村さんがスポーツピクトグラムをデザインする時
日本らしさとは何か?と

漫画やアニメ、伝統芸能・・・
様々なことを考えたそうです。

鳥獣戯画からカエルをモチーフにデザインを試作したそうです。
途中から、うまくいかず断念。

各競技を見たり、調べたり、各競技の方々にお会いしたりしたそうです。

最終的に、11案をご提案し、
その中からブラシュアップされたそうです。

11案という熱量がすごいです。

以前、廣村さんの本
「デザインからデザインまで」を読んで
ファンになりました。
デザインも考え方も素敵です。

もし、あなたがデザイナーでしたら
ぜひ、お読みください。

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廣村正彰さんの印象的な言葉を
メモってMacに貼っています。

●疑う姿勢/必要か/大丈夫か
●価値を生む/新しい体験を作り出す/新しい生活/意識改善
●デザインは細部に宿る
●鮮度が落ちるデザインはやらない