志ん生が語るクオリティの高い貧乏のススメ

志ん生が語るクオリティの高い貧乏のススメ  美濃部 由紀子(著)

仕事の合間、気分転換に
志ん朝の落語を聞いています。

緊張感を持ってひと仕事を終えた後に・・・

まくらの始まりで
笑え声など、聞こえないところで
笑ってしまいます。

志ん朝を初めて聞いた時は
なんて強いんだろう。と思い、聞くのをやめてしまいました。

ところが、
何回かいろんな演目を聞いているうちに
逆に、志ん朝以外、聞けなくなってしまいました。
(キレの良さ中毒なのかも・・・)

志ん朝の親父が、志ん生。
どんな人だったのだろう?

本によると
若い頃は、飲み打つ買う。
(志ん生の親父は警察官)

空気は読まない。
媚びへつらわない。
(若い頃は、仕事を干されていたそうです)
逃げる。

独演会でも出たくない時は、出ない。
(高座にあがるかどうかが、話題になるほど)

高座で寝てしまった時は、
疲れてるんだから
寝かせてやれ。とお客さんが言うほど。

落語のうまさもそうですが
決して真似できない自由奔放さが
魅力だったそうです。

(たまに仙人のような人に会います。妙に惹かれます。)

本には、副題がついていて
昭和のように生きて心が豊かになる25の習慣

志ん生の考えや暮らしぶりから
心豊かに。
面白かったです!