『日本の家紋』青幻舎

マークのデザインをするとき

海外での活躍や海外への展開を視野に。
とか
日本らしさを表現。
する場合など。

家紋的な表現。というアイデアがあると思います。

『日本の家紋』青幻舎は、
数多くの家紋が掲載されていて
楽しめる一冊です。

三つ葉葵の紋 と言っても
1つではなくバリエーションが様々あります。

雁の顔は、とぼけているようで
にっこりしてしまいます。

二松、銀杏、柏、紙垂(しで、しめ縄についている白い紙)などで、
蝶を表現しているものもあります。

いろいろ工夫のあったり、
可愛いものが多い家紋ですけど

中には、ゲジゲジや鎌などもあります。
もし自分の家紋だったら
家紋を嫌いになっていたりするかもしれません。

でもゲジゲジは、足が沢山あることから
縁起物ではあります。

丸の中に収まっている家紋が多いのは、
三越などの反物屋さんが
生地を巻いた軸のヘリに付けたのが、理由とのこと。

品川区の「伝統の技と味/しながわ展」へ行った時

家紋が入るところが白く残っている羽織に
家紋を入れる実演を見たことがあります。

紋章上絵(堀宏之さん)

竹のコンパス、筆に墨を含ませ
器用に描いていました。

失敗は許されない!

自然体で描いていました。
すごいです。